ベクトル談義(1)

ベクトルの問題が解けない、理解できない、という人へ向けたベクトル談義第一回(予定)

できれば問題解けるよ。って人にも見てほしい。
第二回(続いちゃった)

最初に言っておくけど、アルミンは学生なので説明が足らなかったり説明べたなところがあるのは了承してね、ってことで。


というわけで、第一回(続くかな?)は、ベクトルのイメージについて。
正直なところ、ベクトルのイメージがつかめないと何もできないです。なのでこれはとても大事。


さて、さっそく矢印の画像が出てきましたが、率直に言えばこれがベクトルです。

「ベクトル=矢印」
これがなんとなく直感的に分かっていれば、ベクトルの問題は大体なんでも解けます。

実際に日常で見ることのできるベクトルを挙げれば、
・一方通行の標識……車の進行方向を示す矢印(ベクトル)
・天気予報の風向マーク……風の向きを示すベクトル
・UFOキャッチャーのボタンに描いてある矢印……クレーンの移動する方向を示すベクトル

等があります。
いずれにも共通するのは、
①方向を示している
ということですね。

教科書のベクトルの定義なんかを見ますと、
②大きさがある
なんていう説明があったりしますが、基本的には①だけ知っておけば良いと思います。
ベクトルの大きさというのは、UFOキャッチャーの場合であれば一秒間押したときにクレーンの動く距離、というところでしょうか。

とにかく、身近なところで「矢印」をみかけたら「ベクトル」だと思いましょう。そして、それがどこへ向かう矢印なのか考えてみましょう。


ベクトルというのは、矢印である。というこのイメージさえ分かれば、公式なんてなくても全てのベクトル問題を解くことが可能です。

まずは、しっかりとしたイメージを。ということで第一回(二回目あるかなー?)とさせていただきますm(_ _)m。