催眠

世の中催眠で成り立ってたりする。
いわゆるところの「道徳」とか「常識」とか言うやつ、考えてみれば催眠術的なやり方で定着しています。

誰かに一度言われただけでは特になんともないのですが、大勢の人やメディアから繰り返し繰り返し言われると、その内にそれが当たり前のように感じるようになります。

考えても見れば前述した「道徳」「常識」なんてのは、自分で思って守っているというよりも、「それが当たり前だから」という程度の認識のものが多いです。
ここらへんの催眠の内容は、国とか地域によって変わるので、外国に行ったときに常識はずれの常識があるように思うのは、その場所によって催眠の内容が異なることが主な原因です。

中には、そういう洗脳じみたものに囚われずに殺人を起こすものがいたり、自動車の制限速度なんて10キロオーバー当たり前なんてこともあるので、一概に国の思うとおりに催眠が成功しているとは言い切れないところはありますが、大体は成功していると言ってもいいです。

とはいえ、催眠そのものを行なっているのは国というよりもメディアと親であることの方が多いです。というか大衆の目に触れるという点でメディアの方が効果が高く、すんなりと人の言葉を受け入れやすい子供の頃に洗脳できる点では親の威力は絶大です。


たとえば、メディアの大々的な報道によって国民が政府に不安を感じたり、子供の頃に親にキャッチボールをやらされた人が野球好きになったり、という様に。

もちろん催眠の中にも、人は殺してはいけないとか、そういう実際にやってはいけないと思い込まされているものもあるので一概に悪いものではないと思います。
ただ、自分の子供に何かさせようという様な時であるとか、テレビを見たり見せたりするような時には、それが思った以上に影響力の強いものだということを自覚していただきたい。


よくも考えずに自分が好きなドラマや番組を見せたりすると、どんな大人になるかわかりません(大人ほど分別がつかないので)。
お気を付け願いたい。





ps.ちなみにアルミンはミステリー小説読みすぎました。
刑事事件のニュース見て面白がることがあります。