ベクトル談義(13)【ちょっと脇道】

いやぁ。脱出ゲーム楽しいが難しい(笑)。
と言うのは置いといて、PC壊れたショックとかで更新遅れましたが、そんなことも言ってられない。

そんなこんなで、ベクトルの問題が解けない、理解できない、という人へ向けたベクトル談義第十三回

できれば問題解けるよ。って人にも見てほしい。

第一回
第十二回
第十四回
では前回のおさらい。

掛け算(内積、ね。ちなみに内積を掛け算って言うと笑われると思います)をしたいベクトルの向きをそろえるのに、

一方のベクトルの向き」と、「それに垂直な向き」のベクトルに分けてしまえば、

これが答えになりますよっと。


さて、正直内積はとりあえずこれだけできれば何とかなります(本当にとりあえずですが)。
ですが当然、こんな風にベクトルを分けてしまうと

こっちのベクトルの長さが、分からないですよね?
このままでは計算ができません。

このベクトルの長さを求めるために使うのが「三角関数」です。
まあ、三角関数というと、
・数学で挫折した原因
三角関数は苦手・嫌い
なんて人が結構いたりしますが、要はこれ、「割合」なわけです。

黒いベクトルオレンジのベクトルの長さがどれくらい違うのかって言うのを示しているのがsin,cos,tanなわけですね。


sinθ=4/7
cosθ=5/7
tanθ=4/5

という具合です。

正直このあたりは計算上で必要な知識ですし、「0°、30°、45°、60°、90°」等のいくつかの角度以外は、計算機を使うか値を調べたほうがいいので、深くは話しません。
sin(15°)とか言われても計算面倒ですし。

まあ、ただベクトルの方向をそろえたときは、角度が分かっているなら、三角関数を使いましょう。ということです。
原寸大で図が描けるなら、定規で測るのもいいかもしれないですねwww
ちなみに定規=長さを測るもの、定木=線を引くもの、です。蛇足ですね。

本当に”ちょっと”脇道にそれただけなので、今回はこれで終わりです。
「サボるな」
ごめんなさい。