遊戯王デュエルアリーナ

感想的なもの。
Yu-Gi-Oh! Duel Arena
やってみた。

以下感想。長文につき続きから。
出身地にアジアなかったのでとりあえず一番近そうなオセアニアに設定(笑)
初期は全くカードを持っておらず、クエスト等でDPとコインを稼いでパックを買う方式の模様。ルールはマスタールール2、久々の先行ドローである(笑)

最初はパートナー(初期設定で表遊戯)のデッキしか使えない(というかカードを持ってないのでパートナーから借りるしかない)。パートナーのデッキはパートナーごとにレンタルできる回数が決まっていて、表遊戯は最大4試合まで。
とはいえ、クエストのチュートリアルをクリアするとDPとコイン、新しいパートナーカードがそこそこもらえるので、オリジナルのデッキを組むまではパートナーのデッキを借りるだけでそこそこ戦える。チュートリアルというだけあって、マスタールール2で使える全ての特殊召喚方法を体験できる構成で、初心者でも割りかし簡単にルールを思えることができるように思う(英語が読めれば、だが)。

カードパックは5枚入りをDPもしくはコイン2000消費で1パック購入。
エスト1回クリアで200DPもらえる(同一クエストを複数回クリアしてももらえる)ので、基本的にはクエスト10戦ごとに1パック購入できる。カード単品での購入は現在不可のようなので、完全に運に頼るしかない。
また、クエストはパズドラで言うところのスタミナを消費する(よくあるソシャゲの)システムなので、一日に稼げるDPはかなり限定されるだろう。

実際対人で戦えるデッキを構築するにはかなり時間がかかりそうなので、当面はクエストを回して楽しむのがいいと思う。

対戦画面についてだが、画面構成はTFやADSと特に変わらない(ほとんど同じといってもいい)。
ADSとは異なる点として、EXデッキからの特殊召喚にそれぞれエフェクトがついていて、アニメで行われていた融合のエフェクト、チューニング、オーバーレイネットワークの構築を見てるようでなかなか面白い。
ただ、そのような見た目を重視したせいか、ゲームの挙動自体は少し重いイメージがある(少なくとも、CPUと戦うことを考えれば、過去のADSのソリティア機能の方が断然速い)。最も、CPUはそこそこ頭がいいようで、一度表側になったモンスターを裏守備にしてもステータスによって攻撃してこなかったり、効果の発動対象もADSほどおかしな動きはしていない。

キャラクターごとに専用のAIが積んであったとしたら尊敬する。

話はもどるが、購入できるカードパックはブースターパックの"LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON"から"LEGACY OF THE VALIANT"もしくはゲームオリジナルの初心者向けのパックのみで、構築済みデッキやDT、コレクターズパックなどはない(それでもかなりの種類のパックが購入できるが)。購入画面で周力カードが確認できるのはかなり嬉しい。いずれにせよ、長い目でゆったり遊ぶ分にも十分なカードプールだとは思う。
感覚としては完全に現実でカードを買う要領でデッキを組むことになり、パックで引いたカードしかデッキには積むことができない(複数枚積む場合はそれだけパックで引く必要がある)。
加えてカードのコンプリート率も表示されるので、純粋にクエストなどで稼いでカードを集めるというのも面白いかもしれない。

全体としてみれば、ところどころ使いづらさが目立つ面があるものの、楽しく遊んでいけそうなシステムになっているように思う。
今後のマスタールール3への対応や、"LEGACY OF THE VALIANT"以降のパックの追加にも期待したい。