藻とその油

油を生成する藻の話。とみせかけつつ雑談+α。

今日テレビでやっていた話ですが、油を光合成で造り出す藻というもんがあります。
というのを紹介しようとして、PC起動。詳細を調べようとggったところで思い出した。


あれ……これ前に調べた気がする……


そして頭の中を探すこと数秒。
ありました。調べたことありました。

およそ3年前。哲学かなんかの課題で、バイオエタノール調べました。多分、このもの話とは違うとは思うけど、大体一緒です(僕の話したいことは)。

まさかこんなタイミングで出てくるとはおもわなんだ(笑)。

そんなわけで、結局調べずに語ります(謎)。本題(?)↓


まあ、この藻の何がすごいかという話ですが、簡単に言うと、
『石油の代用になる』
『CO2を生み出さない』
ってことです。

『石油の代用になる』というのはもちろん、その名のとおり石油の代わりの燃料とすることができるという意味です。
次に、『CO2を生み出さない』ですが、これは『地球表面上のCO2が増加しない』という意味です。

石油の場合と比較すると分かりやすいのですが、

石油を燃やすと、CO2が出ます。
石油はどこから出てくるかというと、地下ですよね。つまり、石油を燃やして出てくるCO2というのは、地下に閉じ込められていたものと言うことになります。
つまり、元来空気中にはなかったCO2であるわけです(大古の昔までさかのぼれば別ですが)。

そして、藻の油をもやしても、CO2は出ます。
しかし、この藻が作る油は、光合成によって生成されます。そして油の原料の炭素・酸素は水から吸収し、水の中の炭素・酸素は、空気中から水に溶け込みます。
つまり、CO2の炭素は
空気中→水中
 ↑   ↓
 油 ← 藻
と、循環していくため、結果的には空気中の炭素は増えないと言う仕組み(?)なわけです。


ただ、個人的におもうのは、プラスチックって石油からできるよねって話。プラスチックだけではないです。いろいろなものが石油からできている。
ということは、藻から出た油からプラスチックができない限りは、石油の枯渇はさき伸ばされただけでいずれ訪れることになります。
さらに、書いておいてなんですが、前にも述べたように実際に地球が温暖化しているかどうかは賛否両論で、確証があるわけではありません。なので「CO2が増えません? だから?(笑)」となる可能性もあるんですよね。


まあ、石油を輸入しまくっている日本的には、自国生産で燃料が作れるほうがいいのは確かなんですけどね。