たまには専門っぽい何かを

風呂に入っていたらそういえば「空気でお湯を沸かすってどうやってんだろう」っておもって、あれこれ考えた結果

たしか温度差を電気にかえるやつあったよな

となり、風呂を出て調べたところ
ぜんぜん違いました。


ちなみに温度差を電気に変えるのは
ゼーベック効果というやつで、それを使った熱電素子と言うのもあるらしいです。

空気でわかすやつは「ヒートポンプ」というそうですが、残念ながらゼーベック効果はこれに含まれません。ゼーベックの逆動作をするペルティエ効果も、なんかヒートポンプとしてはいまいちなようです。


しかしながら、ゼーベック効果で得られる電圧は温度差に比例して

V=αΔT (αは係数)

かつ、これをコイルを使った変圧器で増幅し、それを抵抗を噛んでコイルに電流を流して、磁束を使作って金属板に渦電流を流せば

それで発生する電圧で

Q=V^2/R×t

のエネルギーが発生して温度差を熱量に変換できるはず。


もちろん、この方法を使うには温度差を意図的に作る人用があってかつそれを外部からエネルギーを加えずにって言うと、結構条件が限定されそうだから、現実的には難しいかもしれないね。

そもそも、ゼーベック効果で発生した電圧を交流的な電気にしないと変圧できないし、電圧増幅とかその他諸々でロスが発生するから、そこまで効率的じゃないかもしれないし。


まあ、そんなに詳しくない人のされごとだから仕方ないね。